セガ ドリームキャスト 参上!


いつものようにハードオフにふらりと寄ったらソフト読み込み不可の白サターンがありました。
電源リフレッシュとピックアップレンズ交換で復活するだろうと思ったのですが、さすがにセガサターン4台目は不要だったので、代わりに横にあったジャンクのドリームキャストを買うことにしました。
まあ、私はファミコンよりも先にセガマークⅢを買ったとはいえ、それほどセガをこよなく愛しているという訳じゃないんですけどねぇ。

とはいえ、ジャンクのドリキャスなので恒例の
 電源ガー
 4級塩ガー
 ピックアップレンズガー
でハマるかもしれません。

当然、ソフトがないと検証ができないのでテキトーに何本か選んで一緒に買いました。
以前は結構ドリキャスのソフトが売れられていたものですが、今は殆どありませんね。

ということで動作検証です。

...

って、フツーに動くし。

ゴジラ・ジェネレーションズをやってみたのですが、これってただ街を破壊し続けるゲームなんですね。
怪獣同士の格闘を期待したのですが残念です。
むしろ110円で買ったテニスとかゴルフとかの方が熱くなりました。

これじゃネタにならないので、中を開けて確認してみます。

おーーーーー!
加賀コンポーネント製の電源ですが、コンデンサは全てニッケミ、KMG、LXV、LXJです。
どうやらこの頃には4級塩問題が表面化しており、対策が行われていたようです。
そういえばプレステ2 SCPH-50000の電池を交換した際、電源コンデンサを確認したら全てニッケミ KYでした。

しかし、う...美しい。
これまで沢山の電源ユニットを開けてみてきましたが、コンパクト・シンプルでありながら整然としています。
レイアウトは似ているけど4級塩漏れ漏れのセガサターンVOLTEK製とは大違い...って、

同じ会社かよーーーーーーーーーーーーー!

VOLTEK社立ち上げ ⇒ 加賀電子と業務提携 ⇒ 社名を加賀コンポーネントに変更 ⇒ 加賀マイクロソリューションに事業譲渡
だそうです。
これなら電源コンデンサの交換は不要ですね。
基板側はニチコンの安い85℃品が使われていますが...。

交換が必要なのはカレンダ用の電池です。
コンセントを抜いてしばらくすると初期日付に戻ってしまいます。
電池はマンガンリチウム二次電池 ML2032 ですが、現在はかなり入手が難しくなっているようです。

ということで、日付を毎回合わせさえすれば修理不要、問題なし。
ドリキャスってセガサターンの時に出た問題がフィードバックされていて、ハード的にセガゲーム機の集大成みたいになっています。












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