EGRET Ⅱ mini STM32F103でUSBコントローラーの製作


イーグレットツーミニに関しては遊ぶだけにしようと思っていたのですが、コントローラーを製作することにしました。
遅延がどうこうではなく、単にSTM32でUSB OTG Deviceを使ったことがないので練習してみようというのが動機です。

いざやってみると、Arduino STM32と比べると断然楽でした。
CubeIDEで設定し、USBデスクリプタをソースに書くだけ。
VID/PIDも設定から指定可能です。

筐体はまた100円ショップのトレーを使った貧乏くさいコントローラーです。
今回はイーグレットツーに合わせてクリア色を使います(白色が無いので)。

ところが、加工中に割ってしまいました。
作り直すのが面倒だったので、裏から透明グルーで補強したのですがクリア色なので丸見えです。
そこでラベルを貼ってごまかしてみたものの、貧乏くささがよりパワーアップです。
本当にセンスがありませんね。

イーグレットツーミニは連射があるのですが、メガドラミニのダライアスやアストロシティミニのスペースハリアーのように意図的に連射を遅くしている場合があるので(隙が大きくなるため)、秒間30連射スイッチも付けてみました。

さあ動作確認です。
ちなみに、割り込みボタン(白ボタン)のレポート値は分からなかったため、定義していません。
ゲームを変える場合は本体側のモードボタンを押す必要があります。

・ダライアス外伝
  やっぱりぬるっとしますね。
  ただ、液晶テレビを変えてゲームモード(低遅延モード)でプレイしたので、すべっていく感じはありません。
  連射は秒間30連射もソフト側の連射もほぼ同じ間隔でした。

・断仇牙
  カイザーナックルとの違いがわかりませんが、未発表のゲームと書いてあります。
  レバーよりもパッドのほうが操作しやすいですね。

その他のゲームでもプレイしましたが、特に本体側のコントローラーと差異はありません。
むしろ本体側のコントローラーのほうが質は上です。
ただ練習で作っただけです。

遅延については、気休めでレポート出力を60Hz(16.666msec)から120Hz(8.333msec)にしてみたのですが、変化なしですね。
これが限界のようですので、もう普通にプレイします。

・パイレートピート
  どこかで見たことがあるなぁと思ったらジャングルキングですね。
  ターザンの無断使用で差し替えたそうです。
  「アアアーァァァ...」
  ATARI VCS版やCOLECO VISION版ではジャングルハントだったのは、そのためだったそうです。

・影の伝説
  秒間30連射では速すぎるので、ゲーム設定連射を使わなければいけませんでした。
  プラグ&プレイ版やLet's TVプレイでさんざんプレイしたのに、全然進みませんね。

・ルナーク
  思わずハマってしまいました。
  イーグレットツーミニの中で一番面白いゲームです。
  連射を一番活用できます。
  でも、すぐ死にますが。
  クレジット使いまくりでラスボスまで進んだのですが連射のせいで速攻カウントダウンしてしまい、途中終了。

120Hzにするとメガドラミニで認識しなくなるので60Hzに戻しました。
レバーやボタンの位置が悪く、手の甲が痛くなってしまいました。
コントローラーとしては最悪の出来でした。













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