くまモン 外付け連射ユニットの製作


セガマークⅢのゲームをプレイするようになってくると、やっぱりセガマークⅢでも連射機能が欲しくなってきました。
マスターシステムには本体に連射機能があるのですが、行方不明になっている以上、セガマークⅢで連射機能を実現するしかありません。

いつものように、セガマークⅢ用のジョイスティックを作ろうと思ったのですが、機種毎にジョイスティックを作っていたのではガラクタが増える一方なので、外付けの連射ユニットを製作することにしました。
まずは筐体ですが、くまモンのお弁当箱を使います。
100円ショップで買ったものの、お弁当を入れるには小さすぎて使い物になりませんでしたので。

毎度のお約束、連射切り替えスイッチを付けました。
また、ABのスワップ切り替えも付けます。
セガマークⅢのスペースハリアーだと連射が速すぎると入力を受け付けてくれないため、可変抵抗をボリュームでコントロールできるようにしました。
LEDを付けて連射スピードを目視できるようにします。

ATARI/セガマークⅢ/X1仕様ではVccを持っていないため、外部から電源を取ります。
ジョイスティックキットに付いていたUSBケーブルを流用します。
USBから100mAを超える給電を行うにはネゴシエーションが必要ですが、逆に言えば100mA以下であればネゴシエーション不要ということです。

MSX仕様とATARI/セガマークⅢ/X1仕様を切り替えできるようにスイッチを付けました。
GNDとBボタンのピンアサインが異なるだけなので、2極スイッチで切り替え可能です。
ただし、スイッチの切り替えミスでショートしないようにダイオードを付ける必要があります。

ちょっとインテリジェントにし過ぎたので、配線がぐっちゃぐちゃです。

横に切り替えスイッチを取り付けました。
ラベル貼らないと、何のスイッチか判りませんね。

連射するにはボタンのGND側に連射信号を入れないといけないため、通常のGND1本に集約する方法では実現できません。

そこで、未使用の5番ピンをAボタンの戻り信号、8番ピンをBボタンの戻り信号にしました。
そのため、誤接続防止のためにレトロパソコンでお馴染みのD-Sub15ピン2列コネクタを使います。
6本の信号ピンが余ることになるためSELECTとSTARTボタンも実現可能ですが、今回は見送ります。

くまモンお弁当箱がこんな感じになってしまいました。

電源を入れると目が光ります。
ほっぺのスイッチで連射のON/OFF切り替え、口のボリュームで連射速度を調整きます。




















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