セガサターンのコントローラーをUSB化し、メガドラミニ、メガドラミニ2、PCエンジンminiで使う


これまで、メガドラミニやPCエンジンminiでスーファミとプレステ2のコントローラーをUSB化して使ってきました。
よく考えたらセガサターンのコントローラーは未だだったので、メガドラミニ2登場を機にUSB化してみましょう。

STM32F103にはUSB OTG(Deviceのみ)が搭載されており、CUBE IDEで設定を行うだけで簡単にUSBデバイスを作ることができます。
VID、PIDを設定し、デスクリプタを定義するだけで、はいUSBデバイスの完成です。
後は家庭機のコントローラーの情報を取得してレポートに入れていけば、USBコントローラーとして使えます。

ただ、このままだと初心者レベルの工作なので、今回はメガドラミニとPCエンジンminiのハイブリッドにします。
電池ボックスのスイッチを利用し、1つの変換機でメガドラミニ USB仕様とPCエンジンmini USB仕様に切り替えるようにしてみました。

以上で完成です。
コントローラーの改造や分解は不要、純正コントローラーをコネクタにただ差すだけで使えます。

それでは動作確認です。

PCエンジンminiで動作しました。
X/Yボタンで連射、L/Rで秒間15連射/秒間30連射切り替えです。
3連ボタンなのでⅠ/Ⅱのボタンスワップする必要がありませんが、LR長押しするとⅠ-Ⅱ-Ⅰ/Ⅱ-Ⅰ-Ⅱの位置スワップするようにしておきました(意味ねー)。

次はメガドラミニです。
MODEボタンがないため、LR同時押しをMODEの代わりにしました、
また、通常はXYZ-ABCボタンですが、LR長押しすることでXYZをABC秒間30連射に変更します。
ダライアスの設定連射は秒間20~24程度ですが、この変換機を使うことで秒間30連射にできます。

アストロシティミニです。
元々メガドラミニのコントローラーが使えるので、当然使えます。
設定連射は秒間30連射のため、変換機の連射は不要です。

イーグレットⅡミニです。
これも元々メガドラミニのコントローラーが使えるので、当然使えます。
同じく設定連射は秒間30連射のため、変換機の連射は不要です。

最後にメガドラミニ2です。
純正コントローラーがメガドラミニと同じなので、全く問題なく使えます。
そういえばアストロシティミニのようにXYZで連射はできないみたいですね。
ファンタジーゾーンをプレイする時に辛いかも(いや、パワーアップしろって)。
メガドラミニ2到着後、ファンタジーゾーンをスーファミコントローラー変換機でプレイしたのですが、連射を使ったとはいえ指がかなり痛くなりました。
セガサターンのコントローラーはタッチがソフトなので、指が痛くなりませんね。

当たり前ですが、PCのUSBコネクタに差せばWindowsのコントローラーとしても使えます。
次々と新しい変換器を作るので、以前作った変換機がどんどんゴミになっていきます。

【追記】
メガドライブミニ2のファンタジーゾーンは設定で秒間30連射にできました。
スペースハリアーも設定で最速連射にできます。
ファイナルファイトで連射すると「ビシッ、ビシッ、スカッ」の3発目が入ってしまうので使えません。
ということで変換機の連射機能、全く意味ねぇーーーーー!

【追記】
各コントローラーの大きさを比較してみました。
純正6Bコントローラーってセガサターンパッドとそれほど大きさが変わらないみたいですね。
本当にサターンパッドでやる意味がありません。

せっかく付けた連射機能なので何か活用できないかと、「ああ播磨灘」を秒間30連射を利用して張り手とローキックだけでプレイしたのですが、62連勝で挫折しました。
おそらく必殺技を使わなければいけないと思うのですが、根本的に遊び方が間違っています。











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