Nintendo SWITCH 恐怖! 偽物プロコン


プロコンの左スティックの交換が意外と簡単だったので、調子に乗ってジャンクのプロコンを手に入れました。
モンハンライズバージョンです。
ちょっとジャンクが出るのが早い気がしますが、出てからもう2年半過ぎたので、そろそろ出てもおかしくないのかもしれません。


さっそく左スティックを交換しようと分解したのですが、息子のプロコンと修理した時と何か雰囲気がが違います。
まあロットの違いだろうと、気にせずに左スティックを交換して動作確認を行いました。
スティックOK、ジャイロOK、ボタンOK、これなら大丈夫でしょう。
最後にコントローラーのファームを最新にしようと「コントローラーの更新」を行ったのですが一向に始まりません。
本体の問題かと、息子のプロコン2台を更新したのですが速攻で「最新です」と終了します。

何が原因なんだ?と、ググってみたところ...

偽物かよーーーー!


そう、これが噂の偽物プロコン。
プロコンが品薄になった時に偽物が大量に出回ったと聞いたのですが、まさかそれに遭遇するとは。
Amazonのプロコンの口コミや、X(旧Twitter)を見てみると、現在もなお出回っているようですね。

ということで、もう一度分解して中を見てみます。
バッテリーはCTR-003なので、普通のプロコンと同じです。本物かどうか分かりませんが。
【追記】
このバッテリーも偽物でした。
本物のプロコンのバッテリーは左上にNintendoロゴがあります。


確かに基板が変なんですよね。
なぜ最初に気付かんのだ。


ロゴも「THX2 ALLGAMEFANS!」で、ピクセル風になっています。
微妙に汚い気もしますが。
ちなみにコナミは「Thank you for your playing! 」


スティックがなんと、アルプス電気ではなくK-SILVERという中華製でした。
广东控银实业有限公司


純正はBGAやQFNパッケージなのに、今時SOPなんか使っています。
使われているチップは
UEH309
Si522
IC2530
何のチップなのかさっぱり分かりませんが、IC2530は Eachine E010 というドローンで使われているチップセットのようです。

裏面も安っぽいですね。


重さを測ると239g。
純正が247~248gなので少し軽いですね。


よく見ると、SWITCHロゴがかなり薄いことが分かります。


ということで、見た目はプロコン!中はゴミ!
こち亀で「ポルシュ」という、見た目はポルシェ911なのにフロントにダイハツのエンジンが載っているネタがありましたが、まさにそれです。
もはや、ただのギャグ。
これー、前の持ち主が偽物だと知ってて売ったのなら犯罪なんですよね。
かといって売るまで本物だと信じてたのなら、ちょっとかわいそう。
まあ、ジャンクなので大した値段じゃなかったので、ネタをありがとうといったところです。
これがもし、先日息子が買った新品プロコンだったら発狂ものでしたね。

ふざっ   けるな!


ってね。
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