Nintendo SWITCH プロコン 左スティックの交換


3年ほど前に息子に買ってあげたNintendo SWITCH用プロコンなのですが、左スティックがとうとうドリフトなる誤動作を起こすようになり寿命を迎えました。
もう十分に使ったのでまた新品を購入したのですが、古いほうもそのままにしておいても何の役にも立たないので左スティックを交換することにします。


Nintendo 3DSは分解難度が半端なく高かったので不安だったのですが、プロコンは簡素化されていて分解は容易でした。


14か所も半田吸い取り&半田付けが必要でしたが、普段の電子工作に比べたら楽勝でした。
ただ、道具とスキルと経験がないとちょっと厳しいかもしれません。
特に古いスティックを外すのにコツが必要で、無理に引き抜こうとするとランドが剥がれて基板そのものが使えなくなります。
上手に半田を吸い出せれば、スティックを引っ張らなくても勝手に転がり落ちます。
スルーホールに半田が残って取れないようなら、追い半田(もう一度半田付け)して吸い出すとスルーホールに残った半田ごと吸い出せます。


ついでに基板上のチップを確認してみると、CYW20734、32LP052、NFCBEAなどが搭載されています。
STM32でおなじみ、STMicroelectronicsのロゴが見えますね。





組み上げついでに、グリップを赤に変えてみました。
これで新しく買ったプロコンと間違えることはありません。


左スティックの交換は意外と簡単でした。
これなら安いジャンクのプロコンでも手に入れて、直しまくろうかな。
※などと、調子に乗ったせいで本当の悲劇がここから始まる...


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