NEC PC-6001 電解コンデンサの交換


愛機PC-6001の初号機は修復不能で部品取りに、弐号機はグラフィックに線が入るのがどうやっても直らず。
ということで参号機の登場です。

珍しく動作する個体で、内部は全く汚れがなく稼働時間が短いのですが、画面が若干ちらつくことからカップリングコンデンサに問題があると思れるので、電解コンデンサを交換しようと思います。
一緒に青いディップタンタルも替えたいところですが、手持ちがないので見送ります。

[電源部]
C607 100μF 25V MH 105℃
C607 100μF 25V MH 105℃
C607 100μF 25V MH 105℃

[メインボード]
C82 470μF 16V SR 85℃
C79 220μF 16V SE W 85℃
C73 220μF 10V SE W 85℃
C81 220μF 10V SE W 85℃
C85 100μF 16V SR 85℃
C84 4.7μF 25V SE W 85℃
C83 10μF 16V SE W 85℃
C88 2.2μF 50V SE W 85℃

特性に癖がありそうなコンデンサはなかったので、全てニッケミKMGに交換しました。

何箇所かで半田を吸い取った時に煙が上がりました。
電解コンデンサが液漏れを起こしていたようです。

押し入れや納屋でお蔵入り ⇒ 久しぶりに起動 ⇒ 電解コンデンサ液漏れ
がパターンなので、レトロパソコンを使う時は気を付けましょう。

問題なく起動しました。
できれば参号機はこのまま動態保存したいので、弐号機を何とかしたいところです。











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