三菱 REAL LCD-H20MX75B 「入力周波数または解像度が範囲外です」のメッセージを消す


三菱電機 液晶テレビ REAL LCD-H20MX75B ですが、PALが映らないのともかく、15kHz/24kHz/X68000 31kHzを映せても「入力周波数または解像度が範囲外です」のメッセージを消せないので、ただのゴミです
(いや、普通に家庭ゲーム機で使えばいいんですけどね)。

このメッセージですが、何とか消せないものかと設定を全て洗いざらい調べましたが、残念ながらありません。

ふと、昔HDDレコーダーでHDDがクラッシュして交換する場合はサービスマンモードに入らなければならないことを思い出し、もしかすると液晶テレビにもサービスマンモードがあるのではないかと調べてみました。

...ありました!
それではやってみます。

★サービスマンモードはメーカーの修理保守専用画面です。
 この設定を間違えると最悪の場合テレビが映らなくなってしまいます。
 良い子は絶対に真似をしないで下さい!

左側の主電源をオフにし、前面の入力切替ボタンを押しながら主電源をオンにします。
画面が映ったらすぐにリモコンの数字ボタンの[9]、次に[1]を押します。
すると、画面上に緑のステータスが表示されるので、これがサービスマンモードとなります。

色々と操作してみると、現在の色状態や解像度などが表示されました。
また、液晶ディスプレイでもよくある総稼働時間も表示されました。
06378HOURでした。
多いのか少ないのか...?

設定できるステータスと現在の設定値は以下の通りでした。

POW 0
DU 1
INP 0
KEY 0
VOL 0
OSD 0
RMC 0
POL 0
DWP 0
FFD 0
AT 0
HDM 1
PSV 0
LPF 0
DEMO 1
WUV 0
FIR 1
SDG 1
DST 0
GR 0
WUC 0
WUI 0
WUR 0
STA 0
STD 0
SBS 0
SC1 0
SC2 0

0が有効、1が無効のようです。
それぞれ何を設定するものなのかさっぱり分かりません。
設定を間違えると壊れてしまう恐れがあります。

とりあえず、"OSD"という項目があるのでこれを"1"にしてみます。
おそらくOSDを無効化するものだと思いますが、最悪の場合OSDが使えなくなってしまいます。
まあ、1,100円の液晶テレビなので別にいいんですけどね。

OSDを1に設定し、"消音"ボタンで決定です。
どうかな...?

やったー!
あの忌々しい「入力周波数または解像度が範囲外です」のメッセージが消えました。
その代わり、やっぱりOSDは出なくなりました。
まあ、OSDが出ないだけでチャンネル切り替えなどの操作は受け付けてくれます。

画面が右に寄っているのも直るかもしれませんが、これ以上設定を変えておかしくなるといけないので止めておきます、
ただ、うーん、どうだろう。
OSDがないと今どこにいるか判らないので厳しいかも。





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