動作検証ぐらいにしか使っていないMSX 日立 H2ですが、何度かメニューが起動しないことがあります。
またお約束、電解コンデンサの容量抜けじゃないかと思い、フルメンテナンスできるか確認してみます。
キーボード入力不良で一度本体を開けていますが、改めて見ると本当に配線がごちゃごちゃしていますね。
これぞ、「人喰い怪人イソギンチャック」といったところでしょうか。
これに比べたら私の作る回路なんてシンプルなものですね。
電解コンデンサはニチコンSEが使われていました。
いわゆる普通のコンデンサです。
カップンリングコンデンサが何故かアクロバティックに装着されています。
こりゃ駄目ですね。
構造が複雑すぎて手に負えません。
一応動いてはいますので今の所メンテナンスを要しませんし、投入工数のわりにリターンが無いようなので諦めます。
しかし、これで当時79,800円。
かなり原価率が高かったのではないでしょうか。
MSXの価格帯に抑え込むために、相当無理してたと思います。