MSX2 三菱電機 ML-G30を手に入れたものの、キーボードが無いために何年もかけてUSBキーボード変換機を製作しました。
日本、いや世界に数個しかないコネクタを何とか手に入れて実現できたのですが、PC-6001のUSBキーボード変換機を作っていた時に「MSX2もピンから直接配線すればコネクタいらなくね?」ということに気付いたので、実際にやってみることにします。
USBコネクタメスを取り付けるのに筐体は加工したくないので、押入れを物色したらUSB中継ケーブルが見つかったのでこれをカットしてメス側だけ使います。
久しぶりにML-G30を分解してメインボードを取り出しました。
問題のキーボードコネクタです。
独自規格のため、入手困難でした。
コネクタ裏のピンに配線を直結しました。
ピッチが狭いので、ショートしないようにつなぐのは至難の業です。
変換機は筐体内に収めて、USBケーブルのみ外に出します。
以前製作したプログラムでそのまま一発動作しました。
ウェイトタイミング調整不要です。
PC-8801で電池ボックスを使い切ったので、今回は単4の小さめのものを利用しました。
端起 X68000 Zのキーボードで全キー入力を確認しました。
このキーボード、もう1つ欲しいのですが3万円するんですよね。
USB キーボード/ゲームパッドのラベルを貼りましたが、傾いてしまいました。
ゲームパッドの動作確認をしようと思いましたが、手持ちのゲームでキーボードを使った激しい操作を必要とするものはありません。
そのうち確認しようと思います。
一旦これで完成です。
MSX2 ML-G30 USBキーボード&USBゲームパッド変換機