Arduino STM32 X68000でPS/2キーボードを使う


今使っている STM32F103C6T6 ですが、もうSTM純正とか中華パチモンとか考えないことにしました。
どうせ素人が趣味でうんこコンバーターを作っている程度のことですし、ルネサスRHやRXを使っているプロのエンジニアから見たらただの子供のお遊び、いやおっさんの道楽なので。

それでは、次行ってみましょう。
私はX68000の純正キーボードを持っていないので、他人様の回路で製作したPS/2キーボード変換機を使っています。
今使っているのが裸基板で、扱いが悪いとすぐにプッツリ配線が切れてしまうので、丁度再製作を考えていました。

もう仕様さえ分かれば自作できるようになったので、これを機にSTM32を使って自分で回路とコードを起こすことにしました。
ただ、PS/2キーボード変換機にSTM32を使うのはオーバースペックなんですけどね。
まあ送料込み300円未満ですし、マイコンやら部材やらを考えるとAVRと同じ程度か、むしろSTM32のほうが安くなります。

それでは製作します。
X68000キーボード自作で問題となるmini DIN7ピンですが、簡単に手に入りました。
以前はmini DIN6ピンのセンターを折って代用していましたが、イマイチ刺さりが甘かったのでこれで改善できそうです。

筐体はまた電池ケースですが、せっかくスイッチがあるのでキーマップを2つ選択できるようにしました。
PS/2キーボードを使うと、人によって「このキーはこっちのほうがいい」という意見も出ると思いますから。
ただ、私は特に気にしないのでキーマップは2つとも同じにしています。

PS/2キーボード処理はPC-8801mkIIで作ったものが実績があるので、流用しました。

それでは動作確認します。
...
あっさり入力できました。
基本的にX68000のキーボードは仕様がシンプルなので、実装が容易です。
ただ、本当はマウスやLED、TVコントロールなどのフィーチャーがあってかなり複雑なんですけどね。












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