Atari STでプレステ2のコントローラーをマウス代わりにしましたが、思った以上にいい感じに使えるので、X68000でもやってみることにしました。
ジョイスティックポートとマウスコネクタの間にキーボードコネクタがあるので、ついでにPS/2キーボード変換機能も追加します(これは別基板です)。
今回はDIN mini 6ピン中央のプラスチックピンを折って代用しましたが、後日DIN mini 7ピンを入手しました。
電池ボックスなんかに収めようとするから、もうぐっちゃぐちゃです。
トランジスタでスイッチングする予定でしたが、直結+ダイオードに変更しました。
ショートしないように絶縁テープで基板もマイコンも巻いて、無理やり電池ボックスに押し込みました。
今回は辛うじて、割れたりはみ出したりしませんでした。
ラベルを貼って完成です。
とにかく思いつくフィーチャーを全て盛り込んでみました。
名付けて
「X68000 Intelligent converter」
もはや "Intelligent" というより、CrazyとかInsaneですけどね。
キーボードは常時給電されるので、PS/2変換機に異常が発生した場合に備えてリセットボタンを設けました。
それでは動作確認です。
大航海時代でマウスの調整を行いました。
おお、マウスカーソルがIBM ThinkPadの赤ポチのように動きます。
また、微調整できるように方向ボタンで小移動できるようにしました。
L2、R2ボタンでマウススピードも変更できます。
「もう、これマウスいらなくね?」
ファミコン版やスーパーファミコン版のように、方向ボタンでいい感じにマウスカーソルが動きます。
作った自分自身もちょっと驚きです。
次はPS/2キーボード変換機です。
今まで何個も作ったので1時間ほどでサクッと作れ、問題なく動作しました。
ただ、予定より収容性が悪くなってしまい、かなり窮屈になってしまいましたが。
次はジョイスティックモードです。
これまでさんざん作って来たので、難なく動作します。
今回は物理スイッチをジョイスティック⇔マウスのモード切替に使ったので、ボタン交換はL2&R2ボタン長押しに変更しました。
何だかんだで、やっぱり必要なんですよね。
ABボタンのスワップ機能。