X68000 プレステ2のコントローラーを使ってみた for namco


X68000 プレステ2のコントローラーを使ってみた for SEGAを作っていた際、
「これってnamco版のほうがよくね?」
と思ったので、作ってみました。

ハードオフでプレステ2のコントローラーを何台か調達してきました。
まずは既存の変換機で確認したのですが...

「仕様が違うっ!」

どうやら、DUALSHOCK2 SCPH-10010は何種類かバージョンがあるようです。

8番ピンがあるものが旧版、8番ピンがないものが新版のようで、新版のほうは通信プロトコル(またはコマンド)が違っており、うまく動きません。
ところが、ピンありでも動かないもの、ピンなしでも動くもの、変換機によって動くもの、動かないものと、もはやカオスです。
もしかすると、本来3.6Vの動作電圧を5Vで使っている弊害かもしれません。
これについては後日検証してみます。
とにかく、うまく動作した個体を使って作業を続けます。

スーファミ版の時のドラゴンスピリット、パックランド、リブルラブルに加え、6ボタン仕様も追加しました。
といっても、X68000版namcoゲームに6ボタンを使うものはないかもしれませんが。

今回はATmega8、74HC157、74HC05を使います。
ちょっと電力的に厳しいかもしれません。

配線を細めにしましたが、ぐっちゃぐちゃです。
ケースは大きめの電池ボックスを使ったにもかかわらず、かなり収容が難しくなりました。

あーーーーーーー!
LEDの付け順間違えた。
上下逆になっています。

赤:6ボタン
緑:リブルラブル
黄:パックランド
青:ドラゴンスピリット

元々、電池ボックスが不良品で割れていたところに収納ができなかったので、ケースがバッキリ割れてしまいました。
出来悪いなぁ...。
失敗ですね。
本当に、こういった作業が苦手です。

プログラムのほうも新解釈「日本史」をぼーっと観ながらテキトーに書いたので、バグだらけになってしまいました。

とりあえず、ドラゴンスピリット、パックランド、リブルラブルで動作確認できました。
やはり、リブルラブルはボタンよりもスティックのほうが操作し易いですね。
ドラゴンスピリットもスティックで操作しても違和感がありません。
6ボタンに関しては、対応ゲームを持っていないので未確認です。

何だか納得いかなったので、作り直しました。
ついでにマルチプレクサを2個にして、8ボタンに変更しました。

74HC157の手持ちがなくなったため、代わりに74HC158を2個にします。
収容性の確保でオープンドレインICは使わずに直結+ダイオードにしたため、74HC158のほうが極性が一致します。

今回は配線に住友電工のイラックスを使ってみたのですが、しなやかで強度が高く、ものすごく作業効率が上がりました。
メートル当たりの単価は高いものの、これはいいですね。

ぐちゃぐちゃに見えますが、前よりはすっきり収まりました。
ただ、ラベルは相変わらず貧乏臭いですね。

なかなか良い出来に仕上がりましたので、こっちを本命として使うことにして、前作ったほうはゴミです。
これで、非売品のわざわざ手作りした貧乏臭い自分用のデバイスの完成です。
































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