色々とトラブルが多いSDカードについてのネタです。
公式にはSDHC FAT32フォーマットのみ対応となっていますが、通常のSDカードでも使用できます。
FAT32でフォーマットしていれば古い2GB未満のSDカードでも使用できます。当方の環境では512MB、1GBでも使用できました。
さすがに8MBは管理用域さえ確保できないのでFAT32でフォーマットできませんでしたが(笑)
初期のファームウェアではSDカードの認識率が低いようです。全く認識しないものや、1度抜いて再度差すと認識するものなど挙動が安定しません。 ファームウェアをアップデートすることで認識率は上がるのですが、ファームウェアをアップデートするためには正しく認識するSDカードが必要になります。
STM32でfatfsを使ったときにソースコメントに書いてあったのですが、exfatはマイクロソフトが特許を持っているので
exfatを使用するとマイクロソフトにライセンス料を払わなければいけないそうです。
そうなるとX68000 Zとしては余計なコスト高になってしまうためexfatに未対応になったのだと思います(というか、Linuxをはじめとして非MS全般の制約)。
普通のSDカード(512MB)でHuman68k Ver3.02が起動することを確認しました。
OSSでは mtools か dosfstools だと思うため、興味ある方は見てみるといいでしょう。
X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT_OSS\mtools-4.0.23
X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT_OSS\dosfstools-4.1
2023/05/03 新規
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