コラム X68000 Z Z7213について考えてみる

端起 X68000 Zの心臓部であるZ7213について考えてみました。
あくまで収集した情報からのペガサスファンタジーなので本気にしないで下さい。


性能面

IPコアはArm Cortex-A7、周波数は1.2GHzと組み込み機器としては相当に高いスペックを誇るのですが、現在ではスマホと比較されてしまうため貧弱なスペックに見えてしまいます。
ただ、レトロコンピュータのエミュレータ基盤としては十分な性能だと思います。

機能面

Allwinnerがベースとなっており、A33相当の機能を持っています。

実績面

ファミコンクラシックミニなどでAllwinner製チップが使われ、メガドライブミニ以降は端起 Z7213が使われるようになりました。
その後はZ7213がアストロシティミニ、イーグレットツーミニなどで使われ、かなり実績が豊富になっています。
ただ、メガドライブミニが2019年9月発売だったことを考えると、X68000 Zでは性能が陳腐化してしまっています。
もっと高性能なプロセッサを使用するにも、ベースとなっているAllwinner自体もArm Cortex-A7で止まっているので性能向上を見込めません。
何だろう、新世代のXaviXと同じにおいがしますね。

端起オリジナルについて

Z7213は端起オリジナルとなっていますが、ほぼAllwinner A33と同等品なのに何をもってオリジナルなのかは不明です。

現実解はアレなんでしょうけど、下手なことを書くと端起さんがブチ切れるので触れないでおきます。

2023/04/30 新規
2023/05/02 更新

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